この記事はこんな方にオススメです。
- LINE公式アカウントを活用して集客したい
- 運用の効果を実感出来ていない
- 効果的なメッセージ配信方法を知りたい
皆さんは、LINE公式アカウントのメッセージ機能を使いこなせていますか?
LINE公式アカウントで集客を行う上で最も重要なのが「メッセージ配信」です。
実際に効果的な集客を行うためのメッセージ機能がたくさん搭載されており、活用次第でその可能性は無限大です。
一方で、機能が多すぎて何を使ってどう配信したら良いのか分からない…と感じる方も多いのでは無いでしょうか?
そこで今回は広告代理店で企業アカウントの運用を通じて、年間1000通以上のメッセージを制作・配信してきた経験をもとに
- メッセージ配信機能の種類
- 効果的な配信方法
についてご紹介します。
今回の内容を通じて、メッセージ配信機能の機能・特徴が分かり、集客に繋がるメッセージ配信のコツが分かるようになるでしょう。
LINE集客には欠かせないメッセージ配信機能
LINE公式アカウントを開設すると、さまざまな機能が利用できるようになります。
メッセージ配信機能、クーポン機能、ショップカード機能、リサーチ機能…
ここではご紹介しきれないほどの集客に特化した機能が多数搭載されています。
中でも集客を行う上で最も重要な役割を担うのが、友だち追加したユーザーに直接情報を届けることができる「メッセージ配信」機能です。
このメッセージ配信機能にも用途に応じた多種多様な配信方法があり、活用次第でたった1通の配信でも売上を上げる事が可能です。
実際にサポートさせて頂いているある焼肉チェーン店では、木曜午前に配信した1通の配信が24件の予約に繋がり、週末の売上が115%UPした事例もあります。
このようにLINE公式アカウントのメッセージ配信には強力な集客効果があり、メッセージ配信が運用効果を左右するといっても過言ではありません。
LINE公式アカウント特有のメッセージ配信の特徴
さて、ここからはメッセージ配信がなぜ高い集客効果をもたらすのかをその特徴を交えてご紹介します。
集客に効果的である背景には以下の3つの特徴があります。
- ユーザーに直接届けられる
- 開封率が高く、即効性がある
- ユーザーの消費行動を後押し出来る
① ユーザーに直接届けられる
LINE公式アカウントのメッセージ機能の強みはなんと言っても「ユーザーに直接届けられる」という点です。
LINE公式アカウントのメッセージ到達率(ユーザー端末に届いたかの指標)はほぼ100%です。
つまりあなたの情報発信が確実に届けたい相手に届くということです。
LINE公式アカウントはこういった特徴からよくメルマガに近いツールと言われています。
メルマガも非常に優れたツールでマーケティング大国アメリカでは今でも主力として活用されています。
このメルマガでさえ到達率は10~30%と言われています。
つまりLINE公式アカウントのメッセージの方が、3倍~10倍もユーザーに届くのです。
どんなに優れた選手でもバッターボックスに立たなければ、意味がありません。
情報発信も同じで、どれだけ魅力的な内容でもユーザーに届かなければ興味を持ってもらうことすら出来ません。
そういった意味でLINE公式アカウントの相手に確実に届けられるというのは非常に大きな強いと言えます。
② 開封率が高く、即効性がある
2つ目の特徴は「開封率が高く、即効性がある」点です。
開封率とは、1配信がどれだけユーザーに閲覧されたかを示す指標で「閲覧数÷メッセージ配信数」で算出します。
またここでもメルマガとの比較になってしまいますが、メルマガの最新の開封率は15-25%程度と言われています。
つまり100人のユーザーのうち15〜25人にしかメールを読んでもらえないということになります。
一方でLINE公式アカウントの開封率は60%と言われております。つまりメルマガの2〜4倍のユーザーに情報を見てもらえます。
LINEは日常的に利用されているため、必然的にメッセージ開封率が高くなります。
一方で、メルマガはメールボックスに入るだけでなく迷惑メールに分類されてしまうこともあり、自ずと開封率が低くなってしまいます。
※CSジャーナル「LINE公式アカウントを使うべき5つのメリット」より引用
またLINEのメッセージは「即効性の高さ」も特徴です。
LINE公式アカウントから届いたメッセージを開封するまでの時間を集計すると、約2割のユーザーがメッセージを受け取ってすぐに開封し、約5割のユーザーが3~6時間以内、さらに約8割のユーザーがその日のうちに開封すると回答しました。
つまりメッセージ配信の集客効果がすぐに実感出来るということです。
実際に1通のメッセージでテイクアウト売上が20万円向上した事例もあり、その即効性の高さを実感出来ます。
※LINE for Business「メッセージ配信の特長や種類、効果的なメッセージとは」より引用
③ ユーザーの消費行動に直結する
そして3つ目の特徴は「消費行動に直結する」という点です。
集客のゴールは、飲食店・美容院であれば来店予約、小売店であれば商品購入です。
SNS集客であれば情報発信を通じてユーザーに消費行動を起こしてもらう必要があります。
LINE公式アカウントに登録しているユーザーはすでにあなたのサービス・商品に興味のあるいわば「見込み客」です。
その見込み客にクーポンやキャンペーン情報を送信することはユーザーの購入障壁を下げることに繋がります。
実際に多くのユーザーがLINE公式アカウントと友だちになったことで、何らかの反応・行動を起こしたと回答しており、LINEのメッセージ配信がユーザーの消費行動に影響を与えることがよく分かります。
※LINE for Business「メッセージ配信の特長や種類、効果的なメッセージとは」より引用
メッセージ配信機能の種類と活用法
前述した通り、LINE公式アカウントにはSNS集客をする上で強力な武器となる多くの特徴があります。
ここからはそんな特徴をいかんなく発揮するためのメッセージ配信機能をご紹介します。
LINE公式アカウントで利用出来るメッセージ配信機能は以下の9つです。
- テキスト
- スタンプ
- 画像
- クーポン
- リッチメッセージ(静止画)
- リッチビデオメッセージ(動画)
- ボイスメッセージ
- リサーチ
- カードタイプメッセージ
今回はこの中から特に集客に効果的な5つの機能をピックアップしてご紹介します。
※メッセージの作成方法については公式サイトでとても分かりやすく説明されていますのでそちらをご覧ください。
【Web版(PC)】
【アプリ版(スマホ)】
テキストメッセージ
まずは最も基本的な機能であるテキストメッセージについてです。
皆さんも日常的にLINEを活用している方が大半だと思いますので、馴染み深いのではないでしょうか?
しかし日常的なコミュニケーションとは異なり、集客を目的としたLINE公式アカウントでのテキストメッセージにはいくつかのコツがあります。
テキストメッセージを効果的に活用するコツは以下の2つです。
- 200〜300字以内で1配信=1メッセージを意識する
- 改行・絵文字を活用する
①:200〜300字以内で1配信=1メッセージを意識する
LINE公式アカウントでは文字数の制限があり、最大500文字のテキストを送信可能です。
しかし、500文字を最大限活用することはオススメしません。
それは文字文字しいメッセージはユーザーに不快感を与え、ブロックに繋がるからです。
そこで1つの目安にしたいのが200〜300文以内です。
200-300字以内に抑えることで上の他のメッセージの影響を受けず、スマホの1画面以内に収めることが出来ます。
1画面内に収めることでユーザーは画面をスクロールすることなく全文を閲覧でき、ストレスなく情報をインプットすることが出来ます。
文字数が多くなってしまう際は、200-300文字以内に優先度の高い内容を記載するなど工夫しましょう。
また「1配信=1メッセージ」を意識すると良いでしょう。
メッセージ配信の最大の目的は「ユーザーに行動を起こしてもらうこと」です。
そのためにはユーザーに何をしてもらいたいのか?を端的に伝えるためにも「1配信=1メセージ」を徹底しましょう。
テキストメッセージを配信する際は「200〜300文字に端的にして欲しいアククションを添える」ことを意識すると良いでしょう!
②:改行・絵文字を活用する
テキストのメッセージでは「読みやすさ」が非常に重要になります。
ユーザーは普段、短いチャットを通じてコミュニケーションしていることが多いです。
そのためLINE=短いテキストというイメージが浸透しています。
その中でいきなり長文で一面文字だらけのメッセージが送信されたら、抵抗感を感じてしまいブロックに繋がってしまいます。
そのため、テキストメッセージでは改行・絵文字を上手に活用し「読みやすさ」を意識しましょう。
改行の目安は【「。」がついたら改行する】です。
また絵文字の活用は読みやすさに加えて「LINEらしいメッセージ」にも繋がります。
LINEはいまや日本人における生活インフラのようなアプリです。
そのため絵文字を活用し、少しでもユーザーに違和感を与えないように配慮も必要です。
「改行」や「絵文字」といった細部まで意識することで、読みやすいメッセージになり、それが反応率の高いメッセージに繋がります。
クーポン
続いてご紹介するのは「クーポン機能」です。
LINE公式アカウントの「クーポン」は、来店時に利用できるデジタルクーポンを友だち追加してくれたユーザーに対して配信できる機能です。
※LINE公式アカウント 公式サイトより引用
そして数ある集客ツールの中でもこのクーポン機能は新規・リピーター獲得に非常に効果的で、集客の定番機能です。
このクーポンを活用するメリットは以下の3つです。
- 来店・購入など消費を喚起出来る
- 友だち追加を促せる
- ブロック数増加の抑止力になる
それではそれぞれについて詳しくご説明します。
①:来店・購入など消費を喚起出来る
メッセージ機能の特徴でもご紹介した通り、LINE公式アカウントのメッセージには「ユーザーの消費行動を喚起出来る」という特徴があります。
中でも「クーポン目当てで、サービスや店舗を利用した」と回答するユーザーが過半数を占めるています。
このように配信されるクーポンに魅力を感じているユーザーが多く、クーポンへの期待や利用意向は高いことが分かります。
※LINE公式アカウント 公式サイトより引用
②:友だち追加を促せる
2つ目のメリットは「友だち追加を促せる」ことです。
LINE公式アカウントで集客を行う上で、重要なのが友だち数です。
LINE公式アカウントにおける「友だち=見込み客」です。
見込み客が多ければ多いほど、1つ配信で得られる集客効果が大きくなるからです。
そして友だち獲得を行う際の秘訣は、「登録することのメリットをつける」ことです。
人間は非常に面倒くがりなのでメリットが無いと行動しません。
単に「友だち追加して下さい」とお願いされるより、「お得にサービスが利用出来るクーポンがもらえます!ご登録いかがですか?」と言われた方が登録してみようかなとなりますよね。
実際に普段サポートさせて頂いてる焼き肉店さんでは、登録特典としてこだわりカルビ1人前無料のクーポンを配布したところ「4ヶ月で600人の友だち獲得」に繋がりました。
このようにクーポンは友だち獲得のフックとして強力な武器になります。
③:ブロック数増加の抑止力になる
3つ目のメリットは「ブロック数の増加を抑える」ことです。
LINE公式アカウントを運用している中でどうしてもブロック数が気になりますよね。
LTV-Salonの調査によるとLINE公式アカウントの「平均ブロック率は20〜30%」と言われており、主なブロック理由は「通知が多い(53.5%)」「期待した情報が得られない(18.3%)」となっています。
※LTV-Salon 「【LINE公式アカウント】「ブロックが怖いから配信できない」より大切な事」より引用
つまりブロックするユーザーのうち5人に1人が登録によるメリットを感じられないことが理由でブロックしています。
つまりブロック数を抑えるためには、ユーザーにメリットを感じてもらわないといけません。
ユーザーが期待するメリットは多岐に渡りますが、同調査によると「クーポンがもらえること」が理由で登録するユーザーが約30%いることを踏まえと「金銭的メリット」を期待してるユーザーが多いことが分かります。
つまりクーポンを配布し、金銭的メリットを提示することはブロック数増加の抑止力になると言えます。
※LTV-Salon 「【LINE公式アカウント】「ブロックが怖いから配信できない」より大切な事」より引用
※クーポン作成方法については、公式サイトでとても分かりやすく説明されていますのでそちらをご覧ください。
リッチメッセージ(静止画)
続いてご紹介するのは「リッチメッセージ」です。
テキストや画像を一つのビジュアルにまとめることで、情報を分かりやすく伝えることができる機能で、「広告をメッセージとして配信する」とイメージしやすいかと思います。
※実際に私が制作したメッセージで掲載許可を頂いております。
実はこのリッチメッセージはLINE公式アカウントのメッセージ配信の主役であり、リッチメッセージを攻略することがメッセージ配信成功の秘訣といっても過言ではありません。
実際に大手企業のLINE公式アカウントでは、リッチメッセージでの配信が大半で80%以上を占めます。
それだけリッチメッセージには、大きな可能性があり集客への期待が込められていると言えます。
そんな、リッチメッセージを活用するメリットは以下の3つです。
- ユーザーの反応率を高められる
- メッセージにリンクを付与出来る
- ブランディングが出来る
ユーザーの反応率を高められる
メリットの1つ目は「ユーザーの反応率を高められる」という点です。
リッチメッセージは画像を使って情報をまとめることで少ない文字数で商品のサービスの魅力を視覚的に訴求することが出来ます。
加えてリッチメッセージは画面幅いっぱいに表示されるためユーザーの視線を集めやすいです。
以下のリッチメッセージとテキストは同様の訴求内容ですが、リッチメッセージの方が視線に止まり、情報をインプットしやすいですよね。
このようにリッチメッセージを活用することでユーザーの反応率を高めることが出来ます。
ある調査ではリッチメッセージはテキストでの配信に対して、クリック率(=配信数に対するクリック率)が5倍になったというデータ※もあります。
※世界一わかりやすい LINE公式アカウントマスター養成講座より引用
メッセージにリンクを付与出来る
2つ目のメリットは「リンクを付与出来る」という点です。
リッチメッセージでは、配信した画像をタップ(=クリック)すると、予約ページや購入ページに遷移させることが出来ます。
例えば、飲食店の集客で活用する際、お得なおキャンペーン情報の告知をリッチメッセージで行い、そのまま予約ページへユーザーを遷移させることが出来ます。
1つ例をご紹介します。
サポートさせて頂いている「肉のよいち 春日井店」様ではリッチメッセージ活用時はホットペッパーグルメへの予約ページへのリンクを設定し、集客を行っています。
この様にリッチメッセージにリンクを設定することで、ユーザーの興味・関心をそのまま予約・購入に誘導することが出来ます。
ブランディングが出来る
リッチメッセージの特徴の3つ目は「ブランディングが出来る」という点です。
リッチメッセージではデザインを通じてあなたのサービスの雰囲気を伝えることが出来ます。
そして、これは多くの企業がリッチメッセージを多様している理由の一つでもあります。
実際に企業アカウントを運用する際、そのデザインは企業のコーポレートカラーやサービス価格帯を意識しブランディングを非常に意識しています。
ここで1つの事例をご紹介します。
「はりきゅう院 山小屋様」で制作したリッチメッセージ(あいさつメッセージ※にて配信)は以下のようなコンセプトのもと、競合との差別化を図っています。
※あいさつメッセージとは、友だち登録直後に自動送信されるメッセージ
このようにリッチメッセージを活用することであなたのサービスのイメージやコンセプトを視覚的に訴求することが出来ます。
私は競合との差別化が必要だからこそ、リッチメッセージを活用したブランディングが大切だと考えています。
リッチビデオメッセージ(動画)
続いて、ご紹介するのは「リッチビデオメッセージ」です。
リッチビデオメッセージとは、自動再生される動画をメッセージとして配信する機能です。
縦型/横型/正方形など、さまざまな動画形態に対応しており、縦型動画ならトーク画面を専有するリッチな動画表現が可能となります。
また動画視聴後にリンクを設定することが可能で、動画でユーザーの興味を引きつけそのまま行動喚起することが出来ます。
サポートさせて頂いている焼き肉チェーン店では、インスタにて反応の高い動画を二次利用し、配信するなど静止画では伝えきれない商品の魅力を伝える工夫をしています。
このリッチビデオメッセージを活用するメリットは以下通りです。
- 短時間で多くの情報を伝えられる
- ユーザーのファン化に効果的
- 視聴後にユーザーに行動喚起出来る
短時間で多くの情報を伝えられる
1つ目のメリットは「伝達出来る情報量の多さ」です。
動画は1分間の動画の場合、文字情報の100万倍の情報量を持つとされています。
テキストメッセージでは500文字×3吹き出しと情報量が制限されてしまいます。
そのため情報を厳選した上でメッセージを制作することが必要になります。
一方でリッチビデオメッセージでは好きなだけ情報を詰め込むことが可能※です。
※入稿の際は、200MB以内に抑える必要有り。
また動画を活用することで、サービスの魅力や雰囲気を的確に伝えることが出来ます。
例えば飲食店におけるメニュー紹介であれば、もちろん写真で商品の魅力を伝えることは可能が、調理工程も含めて動画にすることでより魅力的にそのメニューを紹介することが出来ます。
この様に多くの情報量を届けられるというのは動画を活用することの大きなメリットになります。
ユーザーのファン化に効果的
2つ目のメリットは「ファン化に効果的」という点です。
リピーターを獲得するためには、ユーザーのファン化が不可欠です。
サービスやコンテンツが溢れる現代では、何を買うか?ではなく「誰から買うか?」が非常に重要視されています。
リッチビデオメッセージでは、ファン化に繋がる要素である「あなたの表情や声・雰囲気」をユーザーに伝えることができます。
またあなたの「価値観やサービスへの想い」を発信することでユーザーの共感を得ることも出来ます。
これらは多くの情報を伝えられる動画ならではであり、テキストやリッチメッセージでは出来ません。
サポートさせて頂いている「はりきゅう院山小屋」さまでは、新規ユーザーのファン化を目的に自己紹介をリッチビデオメッセージを活用し配信しており、高いリピーター獲得に繋がっています。
※掲載許可頂いております。
視聴後ににユーザーに行動喚起出来る
3つ目の特徴は「視聴後にリンクを設定出来る」点です。
通常の動画の配信とは異なり、リッチビデオメッセージでは動画視聴終了後に特定のリンク先を設定することが出来ます。
これにより、スムーズに予約や申込みといったユーザーへの行動喚起を促すことができます。
動画を最後まで視聴してくれたユーザーは少なからず登録時点よりあなたやあなたのサービスに対して興味・関心が高まっています。
つまり予約や申込みに繋がりやすい状態であり、そのタイミングに行動喚起出来るのはリッチビデオメッセージの特徴であると言えます。
リッチビデオメッセージの制作方法
動画の制作と聞くとなんだか難しいイメージをお持ちの方も多いのでは無いでしょうか?
しかし現在、YoutubeやTiktokと言った動画コンテンツの需要増加により手軽に動画を制作出来るツールが公開されています。
またリッチビデオメッセージではYoutubeのような凝った編集動画ではなく、撮影したままの生の動画で親近感を与える訴求することをオススメしております。
現在、スマートフォンにはとても高画質なカメラが搭載されていますのできれいな動画が撮影します。
必要以上に気負いせず気軽にスマートフォンで撮影し、まずは配信してみることをオススメします。
また撮影した動画に以下のようにデザインを施すことでオリジナリティを出すこともできます。
上記の制作には、デザインツールが必要になりますがこういった加工が出来るのもリッチビデオメッセージの醍醐味ですね!
カードタイプメッセージ
最後にご紹介するのは「カードタイプメッセージ」です。
カードタイプメッセージは文字通りカードのような画像を並べて、左右にスクロールすることが出来るメッセージ機能で、別名カルーセルとも呼ばれます。
最大9枚の画像を並べることができ、プラン紹介やスタッフ紹介など同じ分類の複数の情報を掲載したい際に重宝します。
※LINE for Businessより引用
カードタイプメッセージでは、4つのカードタイプを基にメッセージを作成することができ、各カードタイプによって設定できる項目や見え方もさまざまです。
使用できるカードタイプは以下の4つです。
それぞれについて特徴と活用事例をご紹介します。
プロダクトタイプ
プロダクトタイプは、「製品」の紹介に優れたカードタイプです。
カードタイプの中では一番スタンダードなタイプで、用途に合わせて柔軟に活用できます。
※LINE for Businessより引用
活用事例
【イチオシメニュー紹介】
ロケーションタイプ
ロケーションタイプは、「場所」の紹介に優れたカードタイプです。
※LINE for Businessより引用
活用事例
【系列店舗紹介】
パーソンタイプ
パーソンタイプは、「人物」の紹介に優れたカードタイプです。
※LINE for Businessより引用
活用事例
【スタッフ紹介】
イメージタイプ
イメージタイプは、画像の紹介に優れたカードタイプです。
カードタイプメッセージ特有のカルーセル表示を生かして、複数の画像を一覧で見せることができます。
活用事例
【商品イメージ紹介】※GAP JAPAN公式アカウントより引用
効果的なメッセージ配信のコツ
ここから効果的なメッセージ配信をする上でのコツをいくつかご紹介します。
これらは私が普段、企業アカウントを運用する中で常に意識していることで、実践的な内容になっています。
これらのコツはこれまでにご紹介したどのメッセージ配信機能を使う場合にも共通の内容になっております。
ぜひメッセージ配信をする際は参考にしてみて下さい!
「1配信=1メッセージ」を意識する
メッセージをする際は必ず「1配信=1メッセージ」を意識しましょう。
これはテキストメッセージに限らず、どのメッセージ機能を活用する際にも共通します。
メッセージ配信の目的は、ユーザーに行動を起こしてもらうことです。
そのために1つのメッセージで2つ以上の情報を盛り込んでしまうと受け手は混乱してしまいます。
もし同じ配信で2つ以上の情報を届けたい場合は、
- 吹き出しを分ける、
- 配信機能を変えてバリエーションを付ける
など明確に異なる内容であることが分かるように工夫しましょう。
最適な配信頻度について
メッセージ配信をどのくらいの頻度で行うべきかは悩みの種ですよね。
過度な配信はユーザーにウザがられてしまし、ブロックに繋がってしまう一方で、集客を行う上ではある程度の配信を行って行きたいですよね。
配信回数に迷った際は「週1〜2回」を1つの目安にしましょう。
コスモソリューションズ社の調査によるとユーザーがブロックする理由第一位が「通知が多い」ことであり、週3回を超えると通知が多いと感じるユーザー増加する傾向にあります。
このことから週1〜2回であれば不快に感じるユーザーが少ないと言えます。
※「LINE公式アカウントがブロックされないための通知頻度は〇〇 モスコソリューションズ社がLINEの活用実態に関する調査を実施」より引用
有益な情報発信を心がける
メッセージ配信内容をする際に常に心がけてほしいのが「その配信はユーザーにメリットがあるか?」ということです。
全てのユーザーは何かしらのメリットを享受するためにあなたのアカウントに登録しています。
多くの場合、お得にサービスを受けられる・新メニューの情報が得られるなどが上げられます。
先ほど「配信回数とブロックの関係」についてご紹介しましたが、ブロックに繋がる要因の第二位は「期待した情報が得られない」ことです。
LINE公式アカウントはユーザーにダイレクトに情報を届けられる反面、ユーザーにとって魅了的な情報でない場合、即ブロックに繋がってしまいます。
万人にとって魅力的な内容で配信することは難しいです。
しかし常に「ユーザーにとって有益な情報になっているか?」を自問自答することが効果的なメッセージ配信に繋がります。
分析機能を活用し、試行錯誤する
メッセージ配信を通じて、効率的に集客を行っていく上で「分析機能の活用」は避けて通れません。
これまでの配信したメッセージの中で反応が良かった内容、悪かった内容についてその要因を把握することがとても大切です。
「このメッセージは予約件数の獲得に繋がりやすい」であったり「この内容は全く見られていない」そういったことが様々な指標を通じて数字で確認することが出来ます。
配信効果の良い内容については継続し、悪い内容については改善する。
こういった地道な作業が効率的な集客には欠かせません。
そうは言っても分析と聞くと拒否反応を示してしまう人もいるかと思います。
そんな方はまずは「開封率」だけでも良いので振り返りを行って見てください!
開封率が高い内容には、共通点があるはずですよ!
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、
- メッセージ機能の種類
- 効果的な配信方法
をご紹介しました。
ご紹介した通り、LINE公式アカウントには用途に応じた様々な配信機能があり、活用次第では1通で売上UPに繋げることも夢ではありません。
今回の内容が皆さんがLINE公式アカウントについて少しでも興味をもつきっかけとなればとても嬉しいです。