この記事はこんな方にオススメです!
- SNSの情報が信頼できない
- 業界トレンドを知りたい
- 競合他社との差別化に苦しんでいる
突然ですが皆さんは
「Garbage in Garbage out」
この言葉をご存知でしょうか?
これはどんなに優れたコンピューターであっても不完全なデータを入力すれば、不完全な答えしか出力しない。
端的に言うと「ゴミを入れれば、ゴミしかできない」
ということ意味した言葉です。
つまりインプットの質がアウトプットの質を決めるということです。
優れた意思決定を行うためには、質の高い情報を取り入れることが重要です。
そのためには情報の信頼性に意識し、情報の取捨選択が必要です。
私は広告代理店にて、法人向けにLINE公式アカウントを活用した販促活動のコンサルティングをしています。
日々クライアント様の効果改善のために業界情報やトレンドのインプットを行なっており、情報源には特に意識して情報の収集を行なっています。
そこで今回は私が集客施策を検討する際に、参考にしている情報源を厳選してご紹介します。
今回の内容を読むことで、巷の情報に流されず信頼できる情報源が分かり、他者と差別化するヒントが得られるでしょう!
今回ご紹介する情報源はあくまで私が日常的に活用しているサイトであり、その信頼性を保証するものではございませんのでご了承ください。
政府が公表している統計情報5選
まずご紹介するのは、政府公認の統計情報です。
信頼性の観点から言えば最も高い情報源と言えるでしょう。
これらのサイトを活用し、トレンドや消費者動向を把握しサービスや集客施策の立案に活かすことができます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
総務省統計局の公表データ
国勢調査や人口統計、労働力調査など普段ニュースで目にする統計データを見ることができます。
統計局ホームページ/統計データ
消費者動向調査
消費者動向調査は、メディアで一度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
消費者動向調査については、内閣府の公式HPに以下の記載があります。
「消費動向調査」は、消費者の暮らし向きに関する考え方の変化や物価の見通しなどをとらえ、景気動向の把握や経済政策の企画・立案の基礎資料とすることを目的として、毎月実施しています。
「経済施策の企画・立案の基礎資料」と明記されており、まさにマーケティング担当者にとっては喉から手が出るほどほしい情報ではないでしょうか?
情報通信白書
情報通信白書とは、総務省が日本の情報通信を取り巻く現況及び今後の政策の動向について、国民の理解を得ることを目的として年次で発行している文書です。
日本政府が情報通信について何を課題としてとらえ、それに対してどのような政策を立案・実行していこうとしているのかを知ることができます。
身近な例で言えば、SNSの利用者数や普及率などが挙げられます。
また最近では個人情報保護の観点からプライバシーに関する調査結果も豊富に掲載されています。
世論調査
世論調査は皆さん、お馴染みですよね!
世論調査とは、一般に、個人を対象として行われる大規模な意識調査のことを指し、国・地方自治体・大学・新聞社・通信社・放送局などの報道機関などで行っています。
目的や詳細は内閣府のHPに以下と記載されています。
- 基本的な国民意識の動向や政府の重要施策に関する国民の意識を把握するために実施しています。
- 調査の対象は、統計的な方法で全国から選んだ3,000人の方です。なお、調査によっては5,000人や10,000人を対象とする場合もあります。
- 調査は、調査員が調査対象の方を訪問し、面接してお答えいただく方法と、質問が書かれた調査票を調査対象の方に郵送し、お答えを記入した調査票を返送いただく方法のいずれかによって行っています。
※内閣府公式HPより引用
特定の調査項目について、ざっくり日本人の感覚を把握できる調査となっています。
これってみんなどう思っているんだろう?について政府が調査してくれているイメージですね!
マーケティング関連の情報源3選
続いてご紹介するのは、民間企業が調査し公表している情報になります。
信頼性の観点では、政府公表のものには劣る場合もありますが、様々な観点からユニークな調査結果が幅広く掲載されているのが特徴です。
集客施策の立案のために活用するのはもちろん、SNS感覚で何気なく見てみるのもおすすめです!
ぜひマーケティグ情報を幅広く収集したい方は参考にしてみてくださいね!
日本の広告費
こちらは電通が日本国内で1年間に使われた広告費の算出し、公表している統計データです。
1947年から毎年発表されている歴史あるデータです。
直近では、「ネット広告費がテレビ・ラジオなどのマス4媒体を上回った」などこれからのマーケティング戦略を考える上で非常に重要な統計データが発表され話題になりました。
どの媒体が伸びているのかといった戦略を練るのに非常に役立つ情報が掲載されていますので、ぜひ一度見てみてください!
日本の広告費(電通)
生活定点
博報堂生活総合研究所による定点調査の結果が見れるサイトになります。
定点調査とは、ある一定期間ごとに同じ質問の調査を行なうことで、回答傾向の変化を測り、分析することで、 時系列調査とも呼ばれています。
24年分の生活者観測データが約1,500項目に渡って掲載されています。
ユニークな調査項目もあり、読み物としての面白いので、ぜひ一度見てみることをおすすめします!
マクロミル 公式Note
最後にご紹介するのはマクロミル株式会社のNoteのページです。
生活者の「ホント」と「ホンネ」が分かる調査結果サイトがコンセプトになっています。
調査会社ならではのユニークな自主企画調査が毎週更新されており、とても参考になるサイトになっています。
ぜひ一度こちらもご覧ください!
マクロミル公式Note
情報の質で他社と差別化しよう!
いかがでしたでしょうか?
本日は「信頼性の高い情報源」を7つご紹介しました。
冒頭でも述べたように、アウトプットの質はインプットの質で決まります。
誰でも検索一つで情報が入手できる現代では、意識的に情報を取捨選択しなければ差別化できず、すぐに真似されてしまいます。
また誰でも情報発信できる時代のため、情報の信憑性が疑われるシーンも散見されます。
誤った情報で、誤った判断を下さいないためにも、少しでも信頼性の高い情報を参考にすることを強くおすすめします。
そのための一つの情報源として、今回の内容が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。