【たった5分で効果改善!!】プロが教える「カードタイプメッセージ」活用法とは?

たった5分で完成!プロが教える明日から使えるカードタイプメッセージ活用法とは?
本記事はこんな方にオススメです!
  • 来店・販売促進に力を入れていきたい方
  • てっとり早く配信効果を高めたい方
  • メニューや商品紹介を効果的に行いたい方

 

飲食店や小売・アパレル等のLINE活用で売上を上げるためには魅力的な商品紹介が不可欠です。
いかに魅力的にかつ、端的に訴求するかが配信効果を左右します。

もちろんメニュー画像を五月雨式に配信したり、テキストで長々と記載するだけではいけません。
しっかりと商品の特徴・価格・イメージをセットで分かりやすく配信する必要があります。

そしてまさにそれを可能にするのが「カードタイプメッセージ」です。

 

私は広告代理店で、企業様のLINE公式アカウントの運用コンサルティングをしています。
また個人としては、主に飲食店に向けてLINE公式アカウントの活用サポートをさせて頂いております。

これまで延べ50アカウント以上に携わり、LINEを活用して累計で2億円以上の売上獲得に貢献して参りました。

いわば日夜LINEを活用してモノやサービスを売る研究をしているLINEオタクです!

 

そこで今回はそんな便利なカードタイプメッセージについて、
現場での経験を交えて、概要や作成のポイント、配信テクニックをご紹介致します。

本記事の内容を実践頂くことで、
次回の配信では過去一番の配信効果が得られるかもしれませんよ‼

 

 

カートタイプメッセージとは?

カードタイプメッセージとは引用:LINEキャンパス

 

カード型のメッセージを複数並べて配信出来る機能で、別名”カルーセル”とも呼ばれています。

一度のメッセージで複数の商材を同時に訴求することができ、業種業界問わず幅広い企業様が採用しています。

最大9つのコンテンツを1吹き出しとして送信でき、料金的なメリットもある、使い勝手が良いメッセージです。

 

カードタイプメッセージの特徴を詳しくご紹介します!

 

 

興味関心を獲得するスワイプ形式

スワイプ式のメッセージである点が最も大きな特徴です。
そしてこれが配信効果を高めるうえで有利に働いています。

LINEには、テキストや動画・画像、リッチメッセージなど様々な配信フォーマットが用意されています。

これらフォーマットとカードタイプメッセージの大きな違いは「ユーザーに行動喚起出来る」という点です。

 

カードタイプメッセージでは、最大9枚の画像が横に並びます。

そして1つのカードの横幅がスマホの横幅に比べ、若干狭くなっています。

これにより次のカードの端が絶妙に顔を出している表示となっています。

 

人間は「歯切れが悪いと続きが気になってしまうという心理」が働くと言われており、
これをツァイガルニク効果と良います。

ドラマの「続きは来週」がまさにこれに当たります。

 

これにより2枚目以降の内容も閲覧したいという心理が働き、スワイプするという行動を促すことが出来ます。

これにより単に情報を受け取る受け身の状態から脱却し、ユーザーのメッセージに対する興味・関心を強めることが可能です。

 

 

認知獲得と比較検討の両立が可能

複数の画像を同時に配信することで「認知獲得」と「比較検討」を同時に行える点も特徴です。

 

例えば飲食店アカウントで、ランチメニューの配信を行う場合で考えてみましょう。

 

A〜Cの3つのセットがある場合、カードタイプメッセージを活用することですべてのメニューを同時に訴求することが可能です。

テキストや画像を活用した配信でも実現可能ですが、3つが規則正しく並列に並んでいることでひと目で内容の理解が出来ます。

このように複数掲載により、多数の商品・メニューを同時に配信でき認知獲得に効果的です。

 

またユーザー目線では、比較検討も容易に出来ます。

テキストと画像での配信の場合、上下にスクロールし画面を行ったり来たりする必要があり、手間がかかってしまいます。

3つのメニューの写真・特徴・価格が掲載されているため、スワイプしながら比較検討が可能です。

 

このようにカードタイプメッセージを活用することで「認知獲得」と「比較検討」が同時に行える特徴があります。

 

 

4種のカードタイプから選択可能

カードタイプメッセージには用途に応じて、以下の4種類のタイプが用意されています。

 

 

「プロダクト」「イメージ」が活用頻度が高いタイプですが、
それ以外のタイプも活用用途が豊富にあります。

それぞれのタイプについて、簡単に詳細をご紹介します!

 

 

プロダクトタイプ

プロダクトタイプは、商品やメニューの紹介に優れたカードタイプです。
カードタイプの中では一番スタンダードなタイプで、用途に合わせて柔軟に活用できます。

【配信例】おすすめメニュー紹介

  • 画像は1枚で商品を大きく見せる
  • アクションはつけずにスマートにメニューを紹介

プロダクトタイプの配信事例
引用:LINEキャンパス

 

 

ロケーションタイプ

ロケーションタイプは、「場所」の紹介に優れたカードタイプです。
住所に位置情報を設定できるため、お店などの建物の場所を明確に伝えたい時に便利です。

【配信例】お店の紹介

  • ラベルでお店のカテゴリーを紹介
  • 住所に位置情報を設定して、店舗へ誘導
  • 追加情報は「時間」を選択し、営業時間と定休日を設定

ロケーションタイプの配信事例
引用:LINEキャンパス

 

 

パーソンタイプ

パーソンタイプは、「人物」の紹介に優れたカードタイプです。

【配信例】スタッフの紹介

  • タグで担当者のステータスを紹介
  • 担当者のより詳しい情報を説明文へ
  • アクションには予約へのリンクを設定し予約を促そう

パーソンタイプの配信事例
引用:LINEキャンパス

 

 

イメージタイプ

イメージタイプは、画像の紹介に優れたカードタイプです。
カードタイプメッセージ特有のカルーセル表示を生かして、複数の画像を一覧で見せることができます。

【配信例】ネイルサロンのメニュー紹介

  • その月のメニューを一覧で表示
  • ラベルを使ってコースの価格を案内
  • 「もっと見るカード」を活用して、メニューから予約へスムーズに誘導

イメージタイプの配信事例
引用:LINEキャンパス

 

 

5分で完了‼メッセージ作成手順

カードタイプメッセージは手軽に作成出来る点も人気の秘訣です。

先ほどご紹介した4つのタイプに必要情報を入力するだけで、たった5分で作成可能です‼

 

詳しい作成方法を以下でご紹介します。

 

カードタイプメッセージメニューを選択

管理画面にログインし、カードタイプメッセージメニューを「作成」をクリックし、新規作成画面に遷移します。

「活用のヒント」をクリックするとカードタイプ別の活用方法が確認できます。

カードタイプメッセージ作成手順引用:LINE Biz

 

 

使用するカードタイプを選択

作成画面に遷移し、メッセージタイトルを入力後カードタイプを選択します。

カードタイプの「選択」から設定するカードタイプが表示されます。
選択したいカードタイプのボタンを選択し、「選択」をクリック。

カードタイプメッセージ作成手順引用:LINE Biz

タイトルは魅力的な内容で記載しよう!

タイトルで設定したテキストは、ユーザーのトークリストプッシュ通知に表示されます。

パッとひと目見て、内容が気になる!と思わせる魅力的な内容にすると、メッセージの開封率が高まりますよ‼

 

 

選択したカードタイプの設定を行う

選択したカードタイプの設定を行います。

設定は全タイプ共通項目と各タイプの個別項目があります。

1度の作成で設定できるカードタイプは1種類です。

 

 

共通項目の設定

カードタイプメッセージ共通項項目の設定

カードタイプメッセージ共通項項目の設定
引用:LINE Biz

 

 

プロダクトタイプ

カードタイプメッセージのプロダクトタイプの設定方法

引用:LINE Biz

 

 

ロケーションタイプ

カードタイプメッセージのロケーションタイプの設定方法引用:LINE Biz

 

 

パーソンタイプ

カードタイプメッセージのパーソンタイプの設定方法
引用:LINE Biz

 

 

イメージタイプ

カードタイプメッセージのイメージタイプの設定方法
引用:LINE Biz

 

 

もっと見るカードの設定を行う

もっと見るカードは、設定したカードの一番後ろに表示されます。

 

「もっと見るカードを使用」するかどうかは、チェックボックスで設定できます。

「テンプレート」の「変更」を選択すると画像を設定するテンプレートの選択が可能です。

「アクション」でアクションラベルを入力し、「タイプ」で誘導先へのリンクを設定できます。

カードタイプメッセージのもっと見るカードの設定
引用:LINE Biz

 

 

設定を保存し、作成完了!

保存したカードタイプメッセージはメッセージ配信やあいさつメッセージ、自動応答メッセージで選択が可能です。

 

保存したカードタイプメッセージはリストで表示されます。

タイトルをクリックすると再度編集が可能です。
リストの「・・・」をからカードタイプメッセージの「コピー」、「削除」が行えます。

カードタイプメッセージの編集方法
引用:LINE Biz

 

 

プロが教える!活用テクニック

さてここからは、カードタイプメッセージの実践的な活用テクニックをご紹介致します‼

これまで様々なクライアント様の運用に携わる中で得た知見をもとに源泉してご紹介致します。

ぜひひとつでも気になるものがあれば、取り入れてみてくださいね‼

 

「もっと見るカード」は必ず設定しよう‼

もっと見るカードは必ず設定しましょう
引用:LINEキャンパス

 

「もっと見るカード」とは、カードタイプメッセージの一番後ろに設定されるカードで、
すべてのタイプに設定可能となっています。

結論「もっと見るカード」は必ず設定しましょう‼

 

 

設定した方がクリック率が高まる!

過去のアパレル企業様のアカウントでの検証結果では、もっと見るカード有と無では「有の方がクリック率が高い」という実績が得られたました。

 

これは仮説ですが、もっと見るカードが最後にあることでユーザーの興味関心を復活出来るためであると考えています。

カードタイプメッセージは、横にスワイプをして閲覧されます。

例えば2枚目を見て、自分の興味にマッチしないと感じた場合、勢いよく最後まで読み飛ばしてしまいますよね。

もっと見るカードがない場合、”結局自分に興味のある商品はなかったな”で終わってしまします。

しかし、もっと見るカードを設定することで、ユーザーに対して”もしかしたらこの先に良い商品があるかも”と期待感を抱かせることが可能です。

そのため、もっと見るカードを設定することで、無に対してクリック率が高めると考えています。

 

 

優先度の高い商品は序盤に設定しよう‼

実はカードの並び順によって、クリック率が異なります。

実際に多くのクライアント様の配信実績では、以下グラフのようなU字型の推移となっています。

カードタイプメッセージの掲載順位毎のクリック率※1枚目のクリック率を10とした際の各掲載順位におけるクリック率の推移

 

この結果から「イチオシ商品ほど前に掲載」しましょう!

 

前述のもっと見るカードの必要性の内容と重複しますが、ユーザーがしっかり閲覧してくれるのはせいぜい2.3枚です。

その時点で、興味が無いと判断された場合、以降のカードは読み飛ばされてしまします。

 

そういったユーザー心理を理解し、優先度の高い商品ほど前に掲載することを意識しましょう!

 

 

表現の幅が広がる!配信事例をご紹介

さて本記事の最後に、巷に溢れるカードタイプメッセージを活用した配信事例をご紹介します!

 

「アイディアは既知の情報のかけ合わせ」とよく言われます。
たくさんの事例を見ることで、日々の配信アイディアが蓄積されていきます。

ぜひここでご紹介する配信以外にも、たくさんのアカウントをフォローしてメッセージを受け取ってみてくださいね!

 

 

ディノス様

 

 

スターバックス様

 

 

吉野家様

 

 

ドミノ・ピザ様

 

もっとLINE集客について知りたい!

そんな方はぜひ私の書籍もご覧ください!

 

ブログ限定で、まえがきを無料公開しておりますので、少しでも気になって方は読んでみてくださいね!