活用事例

「地域密着・個人経営」味方!LINE公式アカウント活用事例5選

LINE公式アカウントの5つの導入事例

この記事はこんな方にオススメです。

  • LINE公式アカウントの導入を検討している
  • 類似業種の活用事例が知りたい
  • 導入によるメリットが知りたい

近年、大企業を始め中小企業においても自社サービスのための集客・販売促進のためにLINE公式アカウントを活用しています。

一見このように聞くと、広くサービスが認知されている企業でないと活用出来ないのかと思われるかもしれません。

しかし、私は「地域密着・個人経営」だからこそLINE公式アカウントを活用すべきだと考えています。

今回はそんなLINE公式アカウントについて「地域密着・個人経営」のサービスを展開している方々の活用事例をご紹介します。

この記事を読むことでLINE公式アカウントの可能性を感じるとともに、あなたのサービスにおける活用のヒントが見つかるでしょう!

 

 

 

LINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウントとは、コミュニケーションアプリ「LINE」を利用したビジネス用ツールです。

チャット形式のトークや画像・動画の送信など、LINEと同様の機能を利用して、友だちになったユーザーに情報を発信することができます。

最大の特徴は圧倒的な利用ユーザー数の多さです。

LINEは国内の月間利用者数9,200万人※1を誇り、日本の人口の約70%※2が活用している国内最大のコミュニケーションアプリです。
※1:マイクロミル・インターネット調査より ※2:2022年3月末時点(LINE社調べより)

そんな巨大なプラットフォームを活用して販促・集客が出来ることは非常に大きな特徴です。

またLINE公式アカウントはプッシュ型のSNSと言われ、友だちになったユーザーに対して直接情報を伝えられる点も特徴です。

そのためサービスの認知もちろん販促・集客に非常に適したマーケティングツールとして幅広い業種で活用されています。

LINE公式アカウントについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にして下さい!
【無料で活用!】LINE公式アカウントの特徴と4つのメリットをご紹介

 

「地域密着・個人経営」における活用事例5選

さてここからは、実際にLINE公式アカウントを活用して売上UPやサービスの認知拡大に繋がった事例を5つご紹介します。

冒頭でも述べた通り、私は「地域密着・個人経営」だからこそLINE公式アカウントを活用すべきだと考えています。

その理由がご紹介する活用事例に詰まっていますのでぜひあなたのサービスとリンクさせてご欄ください。

 

 

Case.1  ビューティー サロン Be+

スタッフ1名で250名以上のリピーター獲得

 

お客様のご要望を受け、LINEを導入

まずはじめにご紹介するのは、茨城県つくば市にお店を構える「ビューティー サロン Be+」さんの事例です。

ビューティー サロン Be+では、女性のニーズを受けてヘッドスパや脱毛などの時代に合ったメニューを開発し、提供しています。

LINE公式アカウントは2017年より導入しており、きっかけはお客様の「LINEで予約が出来たらいいのに」とご要望を頂いたことだったそうです。

 

施術中の電話対応に悩んでいた

普段出勤しているのは店長一人であることが多く、施術中にかかってくる電話対応に頭を悩ませていました。

特にマンションの一室で運営しているため、「駐車場はどこですか?」といったお問い合わせが多くあったそうです。

その課題を解決したのがLINE公式アカウントの「応答メッセージ」でした。

 

自動返信を活用し、電話対応がほぼゼロに!

応答メッセージとは、ユーザーからトークで話しかけられ際に特定のキーワードに対して自動送信するメッセージを設定出来る機能です。

特に頻繁にお問い合わせのある「駐車場の場所」に関する内容については、「駐車場は?」というキーワードに対して、あらかじめ撮影した画像を添付して、駐車場の場所を案内出来るような応答メッセージを作成しました。

これにより、電話でのお問い合わせはほぼなくなり、施術に集中出来るようになりました。

また、設定外のお問い合わせ内容については、定期的に内容をチェックし個別に対応するようにしました。

 

LINE公式アカウントは個人経営の方の強い味方

今回ご紹介した事例のように個人経営の方は、集客からお客様対応、サービスの提供、お問い合わせ業務までを全て一人で行わなければなりません。

そうなると身体的に厳しいだけでなく、お店の回転数が下がり売上が頭打ちになってしまう原因にも繋がります。

LINE公式アカウントには、応答メッセージや「LINEで予約」といった運営工数を削減出来る機能をはじめ、ショップカードやクーポンを作成出来る機能など集客・リピーターの獲得に特化した機能もあります。
※「LINEで予約」は別途有料システムの導入が必要。

こういった機能を最大限活用することで、効率よく集客を行い、高品質のサービスを提供することに専念でき売上UPに繋げることが出来るまさに個人経営の方の強い味方になってくれることでしょう!

今回ご紹介した事例はLINE公式サイトからの引用になります。
さらに詳しく知りたい方は以下のリンクよりご覧ください。

自動応答を活用して施術に集中! 個人エステ店のLINE公式アカウント活用

 

 

Case.2  剪定屋空

One to Oneコミュニケーションで信頼関係を構築

2つ目にご紹介するのは、三重県内で個人邸の庭園管理から樹木の伐採などを行う「剪定屋空」さんの事例です。

 

ユーザーとの信頼関係の構築を目的に導入

樹木に関する専門知識や道具を携えて一般家庭の庭で仕事を行う「庭師」は、技術はもちろんユーザーと信頼関係の構築が求められます。

「庭は手入れは多くて年に2、3回。またお声がけいただくためにも、アフターケアこそ大切」という考え、個人のLINEアプリでユーザーと連絡を取っていましたが、情報発信や顧客管理により力を入れるために、2018年にLINE公式アカウントを開設されたそうです。

 

導入がアナログな業界の中で、差別化に繋がった

造園業はまだまだアナログな業界で、SNSを活用していない同業者も多い中で、LINEは電話を嫌がるユーザーやメールアドレスを取得していないユーザーにもアプローチしやすい特徴があります。

またメッセージ配信やタイムライン投稿を活用した情報発信などで他社に対して情報発信の面で差別化に繋がりました。

 

LINEチャットを活用し、ユーザーとの信頼関係を構築

LINEチャットを活用してユーザーから寄せられる庭木や花に関する質問に随時対応していらっしゃいます。

LINEチャットを活用することで直接訪問しなくても、テキストや画像を用いてしっかりとアフターケアを行うことができます。

こうしたユーザーに親身になった対応する取り組みを続けた結果、「樹木コンサルタント」としての本業以外での新たな付加価値を生み出し、全ての以来のおよそ2割がLINE経由で寄せられる様になったそうです。

 

ユーザーとの接触を最大限減らし、感染症対策を実践

新型コロナウィルスの拡大の影響で、仕事のキャンセルで出始めたことを受け、感染症対策にLINEを活用しました。

仕事の性質上、対面での接触を完全になくすことは出来ませんが、提案書や見積書の書面はデジタル化してLINEでの送付に変更しました。

これにより感染症対策はもちろんのこと、印刷する紙の経費などを含め20%の削減に繋がったそうです。

 

ユーザーとOne to Oneで繋がり、直接情報を届けられる!

今回の事例のようにLINE公式アカウントは、ユーザーとの個別のコニュニケーションが出来る点が大きな魅力です。

人間は接触回数に比例して相手への好感度が高まる(=ザイオンス効果)と言われています。

LINEチャットを活用し、ユーザーとのコミュニケーションの機会を増やすことで信頼関係の構築・リピーター獲得にも繋がるでしょう!

今回ご紹介した事例はLINE公式サイトからの引用になります。
さらに詳しく知りたい方は以下のリンクよりご覧ください。

造園業の新業態!? LINEチャットを使った“樹木コンサルティング”とは

 

 

Case.3  L’la citta

広告を利用せずに優良な友だち2,500人を獲得

続いての事例は、新潟県長岡市で店舗を構える美容室「L’la citta」(以下、ララチッタ)さんです。

ララチッタでは、予約サイトを利用せず、LINEをはじめとする各種SNSから情報を発信することで、多くのユーザーに支持される人気店です。

 

顧客対応時の機会損失を減らすために導入

2013年の創業以来、地元のフリーペーパーやSNSを通じて情報発信をしていました。

そんな中で店舗の認知度が上がるにつれ、営業中の電話対応が課題になりました。

オーナー含め2人体制で営業していたため、顧客対応中などで電話に出られないことで機会損失が発生していました。

そこで予約業務をLINEで行える体制を目指し、LINE公式アカウントを導入しました。

 

LINE経由の予約特典やWebサイトリニューアルで友だち追加ペースが3倍に

LINEでの予約を浸透させるために、店舗オペレーションを工夫したりWebサイトのリニューアルを実施しました。

店舗オペレーションでは、LINE経由で予約したユーザーには会計時にサイコロを振ってもらい、出た目に応じてポイントを付与するという特典を行い、LINEで予約することのメリットをアピールしました。

このユニークな取り組みにより、アカウント開設から約7年で約2,000人の友だちを獲得することが出来ました。

これは県内の美容院が運営するLINE公式アカウントの中でも上位の友だちとなっています。

また2021年にWebサイトをリニューアルし、LINEでの予約をより強調したデザインに変更しました。

これにより、友だち追加数がリニューアル前と比較して月単位で約3倍に伸長したそうです(ララチッタ調べ)。

 

アカウント開設後の最初の壁は「友だち獲得」

今回ご紹介した事例は、とてもユニークな施策やWebサイトの工夫で友だち数の獲得に成功しました。

LINE公式アカウントの運用において「友だち数」は成果を左右する重要な指標になります。

これは業種やサービス内容によっても異なりますが、LINE公式アカウントの機能には一定の友だち数がいないと使用できない機能もあり、最大限活用するためには友だちの獲得に取り組む必要があります。

私が普段ご相談頂く内容の約50%が友だち獲得についてであり、皆さん開設後に友だちの獲得に苦労されていることが分かります。

友だち獲得には、今回ご紹介した事例のように店舗オペレーションでの工夫やWebサイト、SNSをうまく活用することが肝になります。

今回の事例を参考に様々な友だち獲得施策を試してみて下さい!

今回ご紹介した事例はLINE公式サイトからの引用になります。
さらに詳しく知りたい方は以下のリンクよりご覧ください。

入り口を増やして、出口を減らす。広告を利用せずに2,500人の友だちを獲得した地域密着サロンのLINE活用

 

 

Case.4  JPCスポーツ教室安城店

イベントに参加者の7割を新規会員として獲得

続いてご紹介する事例は、岐阜、愛知、三重の東海3県で13店舗を展開する「JPCスポーツ教室」です。

同教室はフランチャイズ経営で、運営方針は各店舗のオーナーに任されていますが、共通してLINE公式アカウントを用いた業務効率化を推し進めています。

 

生徒の9割がLINE公式アカウントに登録

JPCスポーツ教室安城店には180人程の生徒が在籍し、なんとそのうち9割以上がLINE公式アカウントの友だち登録をしています。

新規集客はチラシのポスティングや口コミをメインに行っていますが、入会している生徒の連絡網としてLINE公式アカウントを利用することで友だち数を確保しています。

入会時に配布する入会キットに友だち追加用のQRコードを掲載することに加えて、QRコードの読み取り方やチャットの送り方など丁寧に説明することで連絡網として活用することのハードルを下げる工夫をしています。

 

ユーザーとのやり取りはLINEチャットを活用

ユーザーとのコミュニケーションはLINEチャットを活用しています。

主に授業の予約のキャンセルや、授業の振替希望をLINEチャットにて受け付けています。

LINEチャットは電話とは異なり、指導時間以外でもいつでもお問い合わせに対応出来るため「少人数制を強みとする弊社にとって、サービスの質を向上させる上で大きなメリットになる」と代表取締役の稲垣さんは導入の経緯を振り返ります。

 

イベント情報の発信にもLINE公式アカウントを活用

体験教室や同教室の紹介などのプログラムが用意されている「施設内見学会」を始めとするイベントの情報発信にもLINE公式アカウントを活用しています。

こうしたイベントには、既存ユーザーの口コミで参加を希望するユーザーも多く、これまで実施したイベント参加者には約190組560名が来場し、そのうち7割が入会に繋がっているそうです。

まさに地域密着ならではの口コミ効果で生徒数を増やしています。

 

コアなファン作りにも大活躍!

今回ご紹介した事例は、LINE公式アカウントを連絡網として活用することで情報発信をスムーズに行うことを可能にしました。

LINE公式アカウントは、プッシュ型のSNSと呼ばれ、友だちになったユーザーに直接情報を届けることが出来る点が特徴です。

そのため今回の事例のようなイベント情報や、お得なセール情報をユーザーに確実に届けることが出来るため、集客や売上に対して即効性が生まれます。

あなたのサービスの情報発信にも、LINE公式アカウントを活用してみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介した事例はLINE公式サイトからの引用になります。
さらに詳しく知りたい方は以下のリンクよりご覧ください。

既存ユーザーからの紹介で新規を集客!地域密着型の体操教室によるLINE公式アカウント活用

 

 

Case.5  いちょう通りランゲージ

お問い合わせ窓口をLINEに集約。密なコミュニケーションで選ばれる英語教室に

最後にご紹介するのは、東京都練馬区にある英会話教室「いちょう通りランゲージ」です。

園児から小中高生、大人まで楽しく学べるグループレッスンや集中して学べるマンツーマンレッスンを通して、語学力やコミュニケーション力、国際性を養っています。

 

お問い合わせ窓口をLINEに集約し、仕事を効率化

LINEチャットの登場を機に、お客様とのコミュニケーションツールとして使用するようになりました。

教室には英語教室と幼児教室があり、幼児教室のお客さまは20代の母親が多く、「LINEチャット」はすぐに浸透しました。

一方で英語教室のお客さまは40~50代の女性が多く、当初はメールや電話でのお問い合せが多かったのですが、徐々に「LINEチャット」に切り替わっていきました。

これまでは授業中や外出中は、パソコンでメールを確認するのが困難でした。

しかしLINEチャットを活用することでいつでもスマートフォンで確認出来るため、仕事を効率化することが出来ました。

 

普段のコミュニケーションの延長としてLINEチャットを活用

主に授業のお休みの連絡のやり取りに活用しています。

加えてお子さんの授業の風景を親御さんに送ったり、お子さまの学習相談、新規入会のご連絡など全てのやり取りをLINEチャットを通じて行っています。

LINEチャットを活用することで電話やメールでは出来ない写真や動画を活用した気軽なやり取りが出来ます。

またお互いの時間を気にせず連絡出来るため、とても利便性が高く、個別に丁寧な対応が出来ます。

 

気軽なやり取りが信頼関係を構築する!

今回ご紹介して事例は、お問い合わせ窓口をLINEに集約することで、ユーザーとの密なコミュニケーションを可能にしました。

このようにLINEは電話やメールとは異なり、気軽にコミュニケーションを取ることができる点が魅力です。

何気ないやり取りがユーザーとの信頼関係の構築に繋がり、ひいてはリピーターの獲得に繋がります。

また地域密着のサービスであれば口コミ効果を享受出来る可能性も広がります。

このようなLINE公式アカウントの特徴を活かし、あなたのサービスにも取り入れてみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介した事例はLINE公式サイトからの引用になります。
さらに詳しく知りたい方は以下のリンクよりご覧ください。

コミュニケーションで差をつける!選ばれる英語教室のLINEチャット活用方法

 

 


 

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、地域密着・個人経営の方々の「LINE公式アカウント」の活用事例を5つご紹介しました。

この記事が、皆さんがLINE公式アカウントに興味をもち、導入するきっかけになれば嬉しいです。