【50社以上に携わり掴んだ!!】LINE運用のたった2つのポイントとは?

本記事はこんな方にオススメです!
  • 忙しくて運用する時間がない方
  • 最短で成果を出したいせっかちな方
  • 自力で運用出来るようになりたい方

 

いきなりですが、本記事の結論は以下です。

LINEで売上を上げるために取り組むべきことは以下の2つだけです。

  • 友だち集め
  • メッセージ配信

これ以外に考えることはありません。

 

あなたにとっての理想のお客様を集めて、

その人たちが求める内容を配信する。

 

LINEを活用した集客は実はとってもシンプルなんです。
これは大企業でも中小企業でも、個人業主でも同じです。

友だちを集めて、メッセージを配信する。
本当にこれだけなんです。

 

私は広告代理店でLINE公式アカウントの運用コンサルティングをしています。

また個人としては、主に飲食店に向けてLINE公式アカウントの活用サポートをさせて頂いております。

これまで延べ50アカウント以上に携わり、LINEを活用して累計で2億円以上の売上獲得に貢献して参りました。

日夜LINEを活用してモノやサービスを売る研究をしているLINEオタクです!

 

そこで今回は私がこれまでの経験で学んだLINE運用の本質をご紹介します。

具体的には、以下をご紹介します。

  • LINE運用で取り組むべきたった2つのこと
  • 取組みにおけるポイント

 

LINE運用に関する情報は本当に玉石混交です。
だからこそ遠回りをせず、最短ルートで結果を掴んで頂きたいと思っています。

そんな想いを込めて本記事では、皆様のLINE運用の羅針盤となるよう一所懸命に書きました。

 

本日の内容を読んで頂くことで、LINE運用の全体像が理解でき苦労せず売上UPをすることができますよ!

「集めて、配信」それだけ!

友だちを集めて、配信するだけ

私はこれまで大小関わらず様々な企業様のLINE運用のサポートに携わって来ました。

業種もアパレル、飲食、Webサービスと多岐に渡り、売上規模も広告予算を千差万別です。

 

そしてもちろん、各企業様で運用方針や訴求内容は異なります。

しかし、LINEを活用するうえで全ての案件に共通することがありました。

 

それは…

友だちを集めて、配信すること

 

よくよく考えると当たり前のことではありますが、本当の意味でこのことに気がついてからLINE運用への理解がとても深まりました。

 

LINE運用の全体像

運用と聞くと何だか、複雑なテクニックが必要なイメージがあると思います。

しかしやることはたったの2つでとてもシンプルです。

 

その2つとは以下です。

  1. 友だちを集める
  2. 集めた友だちに配信する

 

そしてLINE運用で売上を上げるために考えることは以下しかありません。

  1. どうやって効率的に買ってくれる人を集めるか?
  2. 集めた人にどのようにして買ってもらうか?

 

友だちとは「見込み客」です。

あなた商品やサービスを買ってくれる可能性の高い人をたくさん集めましょう。

 

そして、集めた人たちの興味や関心を探り、何を配信したら購入してくれるのかを考えましょう。

 

LINE運用はたったこれだけです。

 

LINEならではの特徴

LINEは広告媒体に対して、決定的に異なる点があります。

それは「友だちがいなければ始まらない」という点です。

 

例えばインスタグラムでは、例えフォロワーがいなくても情報発信は可能です。

むしろ不特定多数のユーザーに対して有益な情報発信を通じて、フォロワーを築いていくことが求められます。

 

しかしLINEは逆です。

まずは情報を受け取ってくれる友だちを集める必要があります。

そして基本的に集めた友だちにしか情報発信出来ません。

 

逆に言うとあなたの商品を買ってくれる友だちを集めさえすれば、確実に情報を届けることができ商品を買ってもらえる確率が非常に高まります。

 

友だち集めの重要性

優良顧客を見極めて集める

LINEの2つのポイントのうち、より重要なのは「友だち集め」です。

 

少し話がそれますが、一流の企業コンサルタントであるジムローンは人間関係の重要性を以下のように語っています。

あなたは、最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる

つまりどのような人間関係を築くかで自分の価値や実力が変わってくるということです。

 

実はこれはLINE運用でも同じです。

どのようなユーザーをアカウントに集めるかで、得られる売上も大きく変わるからです。

 

例えば同じ1000OFFクーポンであっても、毎月買ってくれるお客様と全く購入経験がないお客様では利用率が大きく変わります。

 

LINEは集めた友だちにしか情報発信ができません。

だからこそどういったユーザーを集めるか?が非常に重要になります。

 

誰と付き合うかを吟味するように、誰を友だちにするかをしっかり見極める必要があります。

 

どう集めるか?が大切

友だち集めの重要性は前述しました。

ここからは友だち集めのコツをご紹介します。

 

友だちを集める際に意識するポイントは以下3つです。

  1. 量(=どのくらいの友だちを集められるか?)
  2. 質(=購入確度が高いお客様か?)
  3. 効率(=一人あたりの獲得効率はいくらか?)

 

ポイント1:量

量は、得られる売上規模を左右します。

LINEでは、アプローチ出来るのは友だちのみです。

 

そしてLINEにおける友だちは見込み客です。

見込み客が多いということは、得られる売上規模が大きいことを意味します。

 

そのためたくさんの友だちがいるというのはそれだけで価値があります。

 

 

ポイント2:質

質とは、あなたの商品・サービスを購入してくれる確率の高さです。

 

質は「費用対効果」を左右します。

それは友だちの質が、購入率・来店率に直結するからです。

 

前章では、友だちの量の重要性をお伝えしました。

友だちが多いことはそれだけで意味があります。

 

しかし全ての人があなたの商品・サービスに興味がない場合、そこから得られる売上は非常に小さいことが予想されます。

 

例えばあなたが、婦人用のアパレルブランドを経営しており、メインの顧客層は40-50代女性であると仮定します。

この場合、男性ユーザーや10代の女性が友だちにいても売上への期待が持てませんよね。

逆に全ての友だちが40-50代女性である場合、理想的な状態ですよね!

 

このようにいかに自分の商品・サービスを買ってくれる可能性が高いユーザーを集めるかは非常に重要です。

 

 

ポイント3:効率

効率とは、友だち一人当たりのコスト(時間・費用)を指します。

一般的に質と効率は反比例し、質をもとめれば求めるほどコストは大きくなります。

大きな網でどっさり集めるか、小さな網で狙い撃ちするか、と考えると理解しやすいのではないでしょうか。

 

例えば大企業の友だち集めの定番といえばスタンプがあります。

スタンプは一人あたりの友だち獲得コストは16円です。
(出稿金額4,000万円で平均250万人獲得)

 

一方で質に特化した手法ではLINE広告があります。

LINE広告では、LINEユーザーを精密にターゲティングできるためより購入確度の高いユーザーを獲得することができます。

しかし一人あたりの友だち獲得コストは100円〜200円とスタンプと比較すると高くなってしまいます。

 

このように友だちを集める際には、施策によって効率が異なります。

 

友だちを集める方法とは?

友だち集めを行う手法は様々なあります。

無料の施策もあれば、有料の施策もあります。

 

施策の選び方は以下の2種類があります。

  1. 目標人数・期日で選ぶ
  2. 予算で選ぶ

 

目標人数で選ぶ

いつまでに◯人獲得したい!

ここが明確であれば自ずと実施する施策は決まります。

 

例えば一ヶ月後までに100人欲しいのであれば、
店舗にQRコードを置くだけで達成出来る可能性があります。

 

しかし1ヶ月後に100万人欲しいのであれば、スタンプしかありません。
(通常スタンプは決定から掲載までに2〜3ヶ月必要です)

 

目標の目安が分からない場合はまずは1年度に1,000人を目指してみましょう!

 

予算で選ぶ

施策には、無料・有料の2種類があります。

全く予算がない場合は、無料施策を行うしかありません。

 

一方である程度の予算を捻出できる場合、その金額によって実施できる施策が変わってきます。

予算感と実施できる施策ラインナップは以下です。

  • 〜100万円:LINE広告
  • 〜500万円:SwipeAD/VideoAD
  • 1,000〜3,000万円:LINEで応募
  • 4,000万〜:スタンプ

 

予算感に驚いた方も多いと思いますが、ご安心ください。

友だち集めは無料施策でも十分に可能です。

無料での施策についてはぜひ以下の記事を参考にしてください!

 

ポイント2:メッセージ配信

メッセージ配信のポイントはいつ・だれに・何を

前章までは、友だち集めについてご紹介しました。

友だちを集めたあとは、メッセージを配信するだけです。

 

メッセージ配信の目的は「ユーザーを行動させる」ことです。

ユーザーが求めている情報を探り、行動を促すためのメッセージを配信しましょう!

 

メッセージ配信で意識したいポイントは以下3つです。

  1. いつ:配信時間
  2. だれに:配信対象
  3. 何を:配信内容・クリエイティブ

 

いつ:配信時間

配信時間は、メッセージの見られやすさに直結します。

どんなに素晴らしい内容でも、メッセージを開いてもらわなければ意味がありません。

 

メッセージの配信時間を考える際は「ターゲットの生活習慣」をイメージしましょう!

あなたのメインの購買層はいつスマホを見ていますか?

これを考えることで、どの時間帯に配信すればいいのかおおよその検討がつきます。

 

全く検討がつかない方のために業界別の配信時間の一例をご紹介します。

  • 飲食業界:12:00、13:00、17:00、18:00
  • アパレル・EC:20:00、21:00

一般的にスマホ利用・購買行動が盛んになるのが20時以降と言われています。

そのためECサイトであれば一度20時を目安に配信することをオススメします。

 

 

だれに:配信対象

LINE公式アカウントのメッセージ配信ではターゲティングが可能です。

年齢や性別といった基本的な情報から、過去にメッセージを見た、クリックしたといった行動をもとにしたターゲティングなど多岐に渡ります。

 

一口に友だちといっても、年齢・性別、興味・関心など様々です。

友だちと一括りにするのではなく、小分けにして考えることで費用対効果が高まります。

 

まずは性別・年代ごとにメッセージ配信を行い、ターゲティングに慣れるとともにその効果の違いを実感してみてください!

 

ターゲティングに関してもっと詳しく知りたい方はぜひ以下の記事もご覧ください!

 

 

何を:配信内容・クリエイティブ

皆さんご存知の通り、何を配信するかでメッセージの効果は全く異なります。

配信内容を考えるコツは「友だちはどんな内容を欲しているか?」を考えることです。

 

なぜ友だち登録したのか?購入する際の決め手は何か?

こういった情報を元に配信内容を決めましょう!

 

全く検討もつかない場合は、ぜひ一度アンケートを行うことをオススメします!

思いもよらない意見が寄せられ、新たな気づきが得られますよ!

アンケートの詳しい実施方法やポイントについては以下の記事を参考にしてください!

 

 

また配信内容に加えて重要なのが、どのようなデザイン、イメージで配信するか、です。

LINE公式アカウントには非常にたくさんの配信フォーマットがあります。

 

テキストや画像、動画はもちろん、リッチメッセージやリッチビデオメッセージなど用途に応じて様々なフォーマットがあります。

 

もし迷ったらリッチメッセージを活用しましょう!

大企業を始め、LINEに力を入れている企業はメッセージ配信の9割をリッチメッセージで行っています。

 

それはリッチメッセージが最も費用対効果が高い実績があるからです。

ある企業ではセールのご案内をした際、リッチメッセージがテキストでの配信に対して4倍もクリックされた事例があります。

 

ぜひどのフォーマットで実施するか悩んだ際にはリッチメッセージを活用して下さい!

リッチメッセージの活用方法については、以下の記事で詳しくご紹介しています!

 

LINE運用はシンプル!

今回はLINE公式アカウントの運用の本質と題して、

  • 友だち集め
  • メッセージ配信

の2つをご紹介しました。

 

LINE運用は非常にシンプルです。

様々なノウハウやテクニックが紹介されていますが、必ず上記のどちらかに分類されます。

そして残念なことにLINE運用に近道はありません。

 

どこまで言っても

購入確度の高い友だちを集める

行動を促すためのメッセージを配信する

この2つに尽きます。

 

どこうか本記事を読んだ皆様には、巷に溢れるテクニックに惑わされず本質に則ったLINE運用を心懸けて頂きたいです。

 

皆様の今後のLINE運用の羅針盤として本記事が少しでもお役に立てればとても嬉しいです。

それではまた次の記事もお楽しみに!

 

もっとLINE集客について知りたい!

そんな方はぜひ私の書籍もご覧ください!

 

ブログ限定で、まえがきを無料公開しておりますので、少しでも気になって方は読んでみてくださいね!