この記事はこんな方にオススメです。
- LINE公式アカウントの導入を検討している
- 導入によるメリットが知りたい
近年、集客にSNSを集客に活用する企業が増えています。
その中でも「LINE公式アカウントが良いらしい」と聞き、導入を検討されている方も多いのでは無いでしょうか?
実際に様々な業種・業界で集客におけるLINEの活用が広がっており、アカウント開設数は39万アカウントにも昇ります。
中でも飲食や小売、美容サロンといった店舗ビジネスで活用が広がっており、全アカウントのおよそ50%を締めており、相性の良さが伺えます。
しかしそもそもなぜSNSが集客に必要なのか?そして数あるSNSの中でなぜLINE公式アカウントが良いのか?
実際に導入するにあたり、これらのことを理解しておきたいですよね。
そこで今回の記事では
- 集客におけるSNSの必要性
- LINE公式アカウントが集客に最適な理由
をご紹介します。
この記事を読むことで、数あるSNSの中でなぜLINE公式アカウントが良いのかが分かり、活用へのモチベーションが高まるでしょう!
なぜ集客にSNSが必要なのか?
そもそもなぜこれほど集客にSNSの活用が広がっているのでしょうか?
そこにはインターネットの発展の、コロナウィルスの影響が密接に関わっています。
コロナで加速!SNS利用者数の増加
いまやSNSは、私たちの生活になくてはならないものとなってます。
個人の日常の発信やコミュニケーションはもちろんのこと、企業にとってはブランディングや販促に活用されていますね。
2000年に誕生したSNSの利用率は、2022年現在も右肩上がり上昇しています。
株式会社ICT総研のSNS利用者数に関する調査によると、2022年時点で日本のSNS利用者数は8,270万人(普及率82%)、2024年にはおよそ8,400万人に到達する予想です。
人口減少が叫ばれている一方で、SNS利用者の普及率は増加しており、若年層だけでなく高齢者層にも普及が進んでいます。
※2022年度SNS利用動向に関する調査より引用
さらに昨今の新型コロナウィルスの影響を受け、SNSの利用時間も増加しています。
ある調査では、新型コロナウィルス感染拡大以前と比較してSNS利用時間が増えたと回答したユーザーは、34%でした。
またそのうち「消費行動のための情報収集源」として利用する頻度が増えたと回答しユーザーは72%に昇ります。
※新型コロナウイルス感染症拡大以降の「新しい生活様式」における、消費者のSNS利用実態調査より引用
※新型コロナウイルス感染症拡大以降の「新しい生活様式」における、消費者のSNS利用実態調査より引用
このようにSNSは新型コロナウィルスの影響を受け、単なる情報共有ツールから消費行動に影響を与える重要なマーケティングツールになりました。
インターネットが主要な広告媒体に
SNSが消費行動に影響を与えていることが広告費の観点からも分かります。
株式会社電通の「2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体 詳細分析」によると日本の総広告費6兆7,998億円(前年比110.4%)のうちインターネット広告費は2兆7,052億円(前年比121.4%)とついにテレビ・新聞・ラジオ・雑誌と呼ばれるマス4媒体の広告費を上回りました。
そんなインターネット広告の中でも特にSNS広告※の成長が顕著です。
※SNS広告とはSNSや動画共有プラットフォーム上等に掲載される広告です。
同調査によるとSNS広告は前年比134.3%の7,640億円でインターネット広告費全体の3分の1に昇ります。
※2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体 詳細分析より引用
このように広告費の観点からみても、商品やサービスを売る企業にとってSNSはは重要な役割を担っています。
つまり「SNSを制するものは、集客を制す」といっても過言ではありません。
LINE公式アカウントが集客に最適な理由
集客にSNSが必須な理由については前述しました。
さてここからは「数あるSNSの中でもなぜLINE公式アカウントが集客に適しているのか?」についてご説明します。
その理由は以下の3点です。
- 圧倒的なユーザー数
- 優れた情報伝達能力
- 配信が消費行動に繋がりやすい
それぞれについて詳しくご説明します。
圧倒的なユーザー数
1つ目の理由は「圧倒的な利用者数の多さ」です。
LINEは国内の月間利用者数9,200万人※1を誇り、日本の人口の約70%※2が活用している国内最大のコミュニケーションアプリです。
※1:マイクロミル・インターネット調査より ※2:2022年3月末時点(LINE社調べより)
※出典:2022年10月〜2023年3月期 LINE Business Guide
また利用ユーザーは性別・年齢問わず、幅広いユーザーが利用しています。
※出典:2022年10月〜2023年3月期 LINE Business Guide
加えて年齢・性別問わず、60%以上のユーザーが毎日利用しておりまさに生活に欠かせないインフラとなっています。
※出典:2022年10月〜2023年3月期 LINE Business Guide
このように年齢・性別問わず、日本人にまんべんなく浸透していることは、集客する上で非常に大きな強みになります。
そしてこの利用者数が多いという点は、他のSNSと比較するとLINE特有の強みであることが分かります。
※株式会社アイサポート「ソーシャルメディアの最新動向について」より引用
優れた情報伝達力
2つ目の理由は「情報伝達力の高さ」です。
SNSの利用者数が増加しており、消費行動に影響を与えるといっても、ユーザーに投稿を見てもらえなければ意味がありません。
私達は日々莫大な情報を浴びて生活しています。
総務省の調査によると、その量は過去10年に比べて実に530倍と言われており、これは江戸時代の1年分、平安時代のなんと一生分に相当します。
このような莫大な情報の中から、見込み客となるユーザーに発信を見つけてもらう必要があります。
LINE公式アカウントでは、他のSNSとは異なりユーザーに対してダイレクトに情報を届けることが出来ます。
配信するメッセージはLINEのトーク画面に届き、ポップアップなどで通知されます。
そしてそのメッセージ到達率は100%で、メッセージが読まれる確率(=開封率)は平均60%です。
一方、他のSNSはアプリやページを開かなければ気付かれないこともあるため、この情報伝達力の高さはLINEならではの強みと言えます。
配信が消費行動に繋がりやすい
そして3つ目の理由は「配信が消費行動に繋がりやすい」という点です。
前述の通り、LINE公式アカウントでは友だちとして追加してくれたユーザーに対して直接情報を発信することができます。
LINE公式アカウントに友だち登録しているということは、「来店経験がある、もしくはサービスに興味・関心を持っている」と言えます。
つまり「友だち=見込み顧客」です。
このようなユーザーにクーポンやキャンペーン情報を直接を届けることが出来るため、購入・来店を促すための後押しをすることが出来ます。
実際に20代、30代、50代では、メッセージがきっかけで「商品サービスの申込みや購入をした」と答えた人が20%と超え、5人に1人が経験していることが分かっています。
※モルビス株式会社「消費者のLINE公式アカウント利用実態調査」より引用
このようにLINE公式アカウントからのメッセージは、ユーザーの消費行動に繋がる可能性が高く、集客に適したSNSといえます。
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、
- 集客にSNSが必要な理由
- LINE公式アカウントが集客に最適な理由
をご紹介しました。
ご紹介した通り、LINE公式アカウントは数あるSNSの中でもユーザーを消費行動に繋げられるという点で集客に特化したSNSと言えます。
今回の内容が皆さんがLINE公式アカウントについて少しでも興味をもつきっかけとなればとても嬉しいです。