この記事はこんな方にオススメです。
- LINE公式アカウントの導入を検討している
- LINE公式アカウントの活用法を知りたい
「LINE公式アカウントって最近よく聞くけど自分のサービスにもマッチするの?」「興味はあるけど活用イメージがつかない…」と思ったことはありませんか?
今回はそんな方のために飲食店経営者の方々が身近に感じる悩みとそれをLINEで解決する方法についてご紹介します。
この記事を読むことでLINE公式アカウントの活用イメージが付き、導入のメリットを感じることが出来るでしょう!
LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントとは、コミュニケーションアプリ「LINE」を利用したビジネス用ツールです。
チャット形式のトークや画像・動画の送信など、LINEと同様の機能を利用して、友だちになったユーザーに情報を発信することができます。
最大の特徴は圧倒的な利用ユーザー数の多さです。
LINEは国内の月間利用者数9,200万人※1を誇り、日本の人口の約70%※2が活用している国内最大のコミュニケーションアプリです。
※1:マイクロミル・インターネット調査より ※2:2022年3月末時点(LINE社調べより)
そんな巨大なプラットフォームを活用して販促・集客が出来ることは非常に大きな特徴です。
またLINE公式アカウントはプッシュ型のSNSと言われ、友だちになったユーザーに対して直接情報を伝えられる点も特徴です。
そのためサービスの認知もちろん販促・集客に非常に適したマーケティングツールとして幅広い業種で活用されています。
LINE公式アカウントについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にして下さい!
【無料で活用!】LINE公式アカウントの特徴と4つのメリットをご紹介
よくある悩み4選とLINEでの解決法
さてここからは、私が実際に飲食店オーナーの方々へのヒヤリングで浮かび上がったよくある悩み4選と、LINEでの解決方法をご紹介します。
まずは、4つの悩みを列挙します。
- 新規顧客の獲得に苦労している
- 初回来店後のリピーター獲得に繋がらない
- キャンセルや予約変更などの予約業務が大変
- お問い合わせを自動化したい
それではそれぞれの悩みに対するLINEを活用した解決法をご紹介していきます!
悩み①:新規顧客の獲得に苦労している
最初の悩みは多くの飲食店が共通して抱えている悩みではないでしょうか。
近年、SNSでの情報発信に力を入れていらっしゃる店舗が多いですよね。
特にInstagramはメニュー写真との相性が良く、いわゆる「インスタ映え」を狙うことで投稿がバズり、新規集客に繋がります。
しかし競合が多い中で、ユーザーに投稿を見つけてもらい、”バズらせる”ためには継続した運用や企画力が求められます。
そのため中々効果を実感出来ず、挫折してしまう店舗も多いようです。
解決策①:「LINE広告」を活用し、見込み顧客に効率的にアプローチ!
そんな新規顧客獲得の悩みに対しては「LINE広告」をオススメします!
LINE広告とはその名の通り、LINEのアプリ内に設置された広告枠に広告を掲載出来る仕組みです。
LINE広告の特徴は3つあります。
- 月間利用者数9,200万人のユーザーを誇るLINEを活用出来る
- LINEの保有するデータを活用したターゲティングが出来る
- 手軽に少額からでも始められる
それではこれらの特徴を順にご説明します!
①:月間利用者数9,200万人のユーザーを誇るLINEを活用出来る
LINEは、生活インフラと言われるほど日本人に欠かせないSNSとなっており、月間利用者数は9,200万人を誇ります。
加えて、日本のスマホユーザーの41.6%はSNSは「LINEのみ」と回答しており、他のSNSではリーチ出来ないユーザーへのアプローチも可能になります。
※LINE広告スタートガイドより引用
②:LINEの保有するデータを活用したターゲティングが出来る
LINE広告には、広告効果を高めるためのターゲティングや配信機能が備わっています。
その際に活用されるが、LINEが保有するデータです。
LINE広告では、LINEや各種ファミリーサービスでユーザーが登録した情報(年齢、性別、地域など)や、その中での行動履歴などの「みなし属性」をもとに精密なターゲティングをすることが出来ます。
加えて年齢・性別はもちろんのこと、市区町村まで絞ったターゲティングが出来るため、商圏内に絞った配信も可能です。
③:手軽に少額からでも始められる
LINE広告は、初期費用がかからず最低出稿金額もありません。
1日1000円からでも配信出来るため、とても気軽に始めることが出来ます。
また、オンラインで手軽に申込みができるためサクッと始められる点も特徴です。
とりあえずお試しでやってみたいというオーナーの方のニーズにもマッチする広告となっています。
まとめ
このように「LINE広告」は、手軽に効率的に新規顧客獲得が見込める広告です。
特に年齢・地域を絞ったターゲティングや少額から手軽に始められるという点は魅力的に映ったのではないでしょうか?
ぜひ新規顧客獲得にお悩みの際はLINE広告を検討してみてはいかがでしょうか。
LINE広告を活用し、新規顧客を獲得に成功したフィットネスジムの事例をご紹介しますのでぜひ見てみて下さい!
悩み②:初回来店後のリピーター獲得に繋がらない
続いての悩みは、「リピーター獲得」についてです。
お客様に愛着を持ってもらいリピーターになってもらうことは安定的な収益を上げるためにとても重要ですよね。
しかし、競合が多くお客様が比較検討の候補が多い現代では、一度の来店だけだと愛着を持ってもらうことが難しいですよね。
実際に初回限定クーポンを活用して集客しても再来店に繋がらないという悩みはよく伺います。
ポイントインセンティブで来店動機を作る!「ショップカード」
リピーター獲得にオススメの機能は「ショップカード」です。
ショップカードはLINEアプリ上で発行出来るポイントカードです。
作成はとっても簡単で、デザイン、達成ポイント数、達成時の特典を決めるだけです。
そしてLINE公式アカウントの標準機能になりますで、無料で導入することが出来ます。
※LINE公式アカウント公式サイトより引用
ショップカードを導入することのメリットは以下の2つです。
- ユーザーの来店動機が出来る
- 友だち追加のフックになり、友だち数の増加が見込める
それぞれ詳しくご説明します。
①:ユーザーの来店動機が出来る
やはりショップカード導入の最大のメリットは「来店動機」を作ることが出来る点です。
人間には損失回避性というものが存在しており、「手に入れる」ことよりも「損をする」ことを回避する方を選ぶ心理作用があります。
まさにショップカードを利用したポイント施策はこの心理を刺激することが出来ます。
ショップカードを作成した際に初回ポイントを付与し、ポイント達成時の特典を設けることで得たポイントを失うのはもったいないという心理を刺激し、継続来店の動機付けをすることが出来ます。
またショップカードを導入することは他の飲食店の中での差別化に繋がり、多数の選択肢の中から選ばれる可能性も上がります。
②:友だち追加のフックになり、友だち数の増加が見込める
2つ目のメリットは「友だち数の増加が見込める」という点です。
ショップカードを利用するためには、LINE公式アカウントへの友だち登録が必須になります。
そのため自然な流れで友だち登録を促すことが出来るため、友だち獲得にも効果的です。
友だち登録してもらうことでユーザーと来店後も継続的な関係を築くことが出来るため再来店に向けたアプローチをすることも可能になります。
まとめ
このようにショップカードは「リピーター獲得」にとても適した機能です。
無料で導入可能で、紙のポイントカードとは異なり印刷の必要もなくランニングコストもかかりません。
またLINEアプリ内に存在するためユーザーにとっても紛失による機会損失にも繋がりません。
手軽に始められて、ポテンシャル充分なショップカードの導入を一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
実際にショップカードを用いてリピーター獲得に成功したカフェの事例をご紹介しますのでぜひ見てみて下さい!
友だちの約半数が利用! LINE公式アカウントの「ショップカード」でリピーター育成
悩み③:キャンセルや予約変更などの予約業務が大変
続いての悩みは「予約業務」についてです。
大手の情報掲載サイトやWeb予約システムを活用している場合を除き、予約業務は電話が大半ではないかと思います。
予約サイトを活用している場合でも予約の変更やキャンセルは電話での対応かと思います。
度重なる予約変更、予約漏れ、予約被り等の危険もあり、もっと手軽にしたいとういう方も多いのではないでしょうか。
気軽にコミュニケーション!チャット機能を用いた予約
そんな予約の悩みには「チャット機能」がオススメです!
チャット機能とは、LINE公式アカウントを開設している企業や店舗が、日常的に使っているLINEアプリのトーク機能を通じて、友だちになっているユーザー一人ひとりとコミュニケーションが取れる機能です。
※LINE公式アカウント公式サイトより引用
チャット機能を活用するメリットは以下4つです。
- 電話に出られないときでも、ユーザーからの連絡が受けられる
- 時間帯や場所を問わずコミュニケーションがとれる
- 予約管理にかかる手間・コストを削減できる
- 画像を見ながらメッセージがやりとりできる
それぞれ詳しくご説明します。
①:電話に出られないときでも、ユーザーからの連絡が受けられる
顧客対応中にかかってきた電話に出られなかった経験はありませんか?
電話の取り逃しは機会損失や顧客満足度低下を招くリスクがあります。
しかしLINEチャットを活用すれば、店舗が忙しいときでもトーク履歴が画面に残るため、手の空いている時間に確認、返信することができます。
②:時間帯や場所を問わずコミュニケーションがとれる
お店が固定電話の場合、外出中の電話に出られないこともあります。
LINEチャットは、スマホさえあれば手の空いている時間にユーザーからのメッセージを確認し、返信することができます。
③:予約管理にかかる手間を削減できる
LINEチャットを利用することで予約管理も可能です。
電話での予約対応だと記載を忘れたり、お客様との認識のズレにより内容が間違っていたりとどうしても人的なミスが発生してしまいます。
一度ミスが発生してしまうと確認のやり取りが発生してしまい、手間を取られてしまいますよね。
LINEチャットは過去のメッセージが履歴に残るため、記載忘れや間違いを防ぐことが出来ます。
④:画像を見ながらメッセージがやりとりできる
LINEチャットであれば画像の送信も可能です。
言葉だけでは伝わりにくい内容や、店舗の場所を説明する際にも画像を用いることでスムーズなコミュニケーションが出来ます。
まとめ
チャットを活用することは、予約業務の負担を削減できることはもちろん、気軽に連絡出来るという点から顧客満足度の向上も見込めます。
何より電話対応から開放されることで一層営業に集中出来る点が大きいのではないかと思います。
導入には特別な設定は必要はなくすぐに利用可能ですので、一度導入をご検討してみてはいかがでしょうか。
実際にLINEチャットを活用し顧客満足度向上に成功した事例をご紹介しますのでぜひ見てみて下さい!
悩み④:お問い合わせを自動化したい
最後は「お問い合わせ」に関するお悩みです。
「お店の場所はどこですか?」「駐車場はありますか?」「営業時間は何時までですか?」といった店舗の基本情報に関するお問い合わせはよくあると思います。
予約業務同様にお問い合わせ業務についても電話対応している場合、かなりの工数がかかっているのではないでしょうか?
こういった情報はHPやSNSに掲載している場合がほとんどですが、ユーザーからすれば電話してすぐ解決したいと思う方も多いようです。
こうした対応は、大切な業務の1つですが、収益にはつながらないためできれば自動化したいですよね。
応答メッセージの活用で、工数削減
返信内容が固定化されたお問い合わせの自動化には「応答メッセージ」がオススメです。
応答メッセージとは、ユーザーからトークで話しかけられた際に自動で送信されるメッセージを登録することができる機能です。
例えば「営業時間は?」というキーワードが発話された際に、「営業時間は9:00-19:00です」といった具合に設定可能です。
※LINE公式アカウント公式サイトより引用
このようによく来る質問は予めキーワードとして設定しておくことでお問い合わせの工数を削減することが出来ます。
また設定していないキーワードが送信された際には、チャットでの返信をすることができるため、お問い合わせ漏れも防ぐことが出来ます。
まとめ
応答メッセージを活用することで「お問い合わせの自動化」をすることが出来ます。
お客様にサービスを提供するための時間をしっかり確保するためにも自動化出来るところは自動化していきたいですよね。
この応答メッセージはお問い合わせの返信以外にも、クーポンの送付など工夫次第で様々な活用方法があります。
面白い活用方法については今後ご紹介していきますね!
実際に応答メッセージを活用して自動化に成功した事例をご紹介しますのでぜひ見てみて下さい!
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、飲食店経営の悩みを題材にLINE公式アカウントの活用事例をご紹介しました。
LINE公式アカウントには様々な機能があり、使い方次第で経営をしていく中で生じる悩みを全て解決するポテンシャルを秘めています。
今回ご紹介したLINE広告を除く全ての機能は無料で導入することが出来ます。
ぜひ一度、皆さんの悩み解決の救世主としてLINE公式アカウントの活用を検討してみてはいかがでしょうか。